第２８回チキチキフットサル大会　結果

　２００５年５月１４日（土）１６時３０分〜１８時３０分の２時間
　ミズノフットサルプラザ二子玉川

　流浪のフットサルクラブ「ＦＣ奥座敷」は、またしてもホームグラウンドを変えな
ければならなくなってしまいました。そんなわけで、今回からはミズノフットサル
プラザ二子玉川。ここのところ人数不足で２チーム対抗だったのだが、今回は、
たけとしみぃの結婚パーティーの友人バンド練習日に合わせたために、なんと
か３チーム分を確保。子供もいないため、延々とチーム対抗を回していきました。

　チャンピオンズリーグの決勝に、なぜか（笑）リバプールＦＣが出場することが
決定したため、リバプールユニを着てきた人が４人。まあ、こんなことは滅多に
ないので、皆さんに無理を言ってリバプールユニだけで１チームを作りました。
ヒーピア哲朗鹿さんの魂のヘティングシュートはきれいでした。
　結果的には、総当たりを４セットできたのかな。特筆すべきは、こりぃさんの足。
早かった。こんなのは追いつかないだろうと思ったボールにことごとく追いつい
たのには驚きました。
　しかし、今回はゲームよりも記憶にとどめていかなければならないのは、その
後の打ち上げです。ここから先は、nakagawaさんのすばらしい書き込みを若干
改行等の体裁は変えつつも文章はそのまま引用させていただきます。

　あ、そうそう、おかんの「いかなごの釘煮」、このときに配りましたから＞おかん。

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輝きを忘れない　　　　Ｂｙ　nakagawa

　人数分ないつまみを誰が食べるか食べられないかジャンケンで決めようと言い
出したのはともじ歩さんでしたっけ？
　最初の内は、単に負けたやつが食べられない憂き目をみるだけの他愛もない
ゲームでしたが、終盤にドラマが待っていました。負け続ける、ひろこ、ふじくみ、
なかがわの「食えずトリオ」をしり目に連勝街道をひた走る得点王ぺこ。「食べて
ないひろこさんたちが食べたいものを注文すればいいよ」誰かか慈悲の心で言
ったひとことで事態は風雲急を告げる。

　「やっぱり玉子メンチが食べたい」食えずトリオはあくまでも夢を追い、執拗に
追加オーダーがくり返される。既に後半25分過ぎにも似た、きつい満腹状態の
「勝ち組」の面々。「玉子メンチたべた〜い」怨念にも似たうなりを上げるふじくみ
をあざわらうかのように、「勝ち組女王ぺこ」のまえに玉子メンチ等「勝ち取った」
品々が並ぶ。しかし、すでに「女王ぺこ」頬は紅潮し、泳ぐ視線は眼前のメンチを
直視できない。まさにいっぱいいっぱい。そこへ「おまたせしましいたああ〜」、追
加の追加オーダー玉子メンチが再び到着。いろめきたつ「食えずトリオ」、気付か
ぬふりでその場をやりすごそうとする女王。

　「ささささ、ジャンケン、ジャンケン。食べられるのはふたりだけですよお」

　食えずトリオからついにひろこが勝利をもぎとる。残るはあとひとつ。

　「さいしょはグー！ジャンケンポン！」

　勝利を決めたのパーを出したまま、スローモーションのけぞる女王。その時、怒
ったような泣いたような笑ったような女王の目尻に光るものが。

　「ぺこちゃん、その涙は本物だね？」

　居酒屋お手拭きタオルを目におし当てたままうなずくぺこの姿にもらい泣きを
するものはいなかったが、もらいゲ○をしそうになっていたのはこりぃさんか
庸ちゃんか。勝ち続けるということは必ずしも仕合わせではないのだな。
　でもね、一言だけ言わせて。

　ぺこちゃん、輝いてたよ。

　小山のジャンプ軌道の美しいヘディングシュートも、ぺこちゃんの涙も一番い
い角度でみさせていただき、私はしあわせでした。２００５年５月１４日、最高に
輝いたふたりの勇姿はわたくしのこころのＤＶＤ−Ｒに永久保存させていただ
きます。

完